子供のうちに英語を習わせるメリット

Q:学校の授業でも十分?スクールに行かせる?

むかしは中学校からだったのが、今は小学校から授業で習うようになった「英語」。

まぁ学校で習うならわざわざスクールに通わせなくていいか…とも思いますが、幼いうちに習わせておくのも何となくよさそう。

安くない子ども英会話教室の授業料を払ってでも、幼いうちから英語を学ばせることにどんなメリットがあるのでしょう?

A:メリットとデメリットを知る

みなさまはいったい「何のために」お子さんを英会話教室に通わせるんでしょう?

「学校以外のお友達が増えそうだから」

「近所のママ友も通わせているから」

「将来役に立ちそうだから」

「大人になったときに選択肢が増えそうだから」

人によって様々な理由があると思いますが、やはり「将来のための先行投資」という意味合いが強いのではないでしょうか。

今回は幼い時から英語を学ばせるメリットとデメリットについて考えていきます。

メリット!

英語のその先がある

最近ではプログラミング教室に通わせる方も増えているようですし、スポーツ選手でも海外で成功している日本人が驚くほど多くいますよね。

少し悲しい話になりますが、2010年時点での日本人の15歳未満は人口の13.2%で、年を経るごとにどんどん減っていき、2040年にはついに10%になるそうです。

※ちなみに65歳以上の人口は2030年ごろについに30%を超えます。

日本 アメリカ合衆国 ナイジェリア ケニア
2010年   13.2   19.8   43.9   42.6
2020年   11.7   18.6   43.2   40.3
2030年   10.3   18.2   40.6   36.4
2040年   10.0   17.7   38.0   33.6
2050年   9.7   17.5   35.2   30.9

▲各国の15歳未満の人口推移予想(出典:総務省統計局)

アメリカ人の2040年時点での15歳未満の人口は17%の予想です。

さらにアフリカ諸国を見てみると、2030年になっても15歳未満の人口は40%前後で推移するようです。

つまり意欲のある若い人は、今以上に日本を飛び出す傾向が高くなっていくと予想されます。

そのときに

「幼いころからネイティブの発音を聞いておいて良かったぁ!」

と思うことも必ずあるはずです。

そういう意味で英語というのは自分の好きなことをするための道具でもあるわけですね。

デメリット!

ただ子ども英会話教室に通わせればいいわけではない

とはいえ

「幼いころに子ども英会話教室に通わせていたから、英語がペラペラになった!」

という人もあまり聞きません。

少し大きくなって留学した人のほうがペラペラだったりしますよね。

ですから

・幼いころにネイティブの発音に触れさせてあげること

・外国人とコミュニケーションをとることに慣れさせてあげること

に重きを置かなければ、”英語=勉強”になってしまい、英語に苦手意識を持ってしまうかもしれません。

したがって

「子供のころから英会話教室に通わせてるから将来安泰だわ」

ということではなく、できるだけ同世代のお子さんと一緒に楽しく英語の学習ができる、グループレッスンのある英会話教室を選びたいですね。

グループレッスンでは歌うことを積極的に取り入れていることが多いので、英語も学べてリズム感も養えて一石二鳥です。

お友達も増えたら一石三鳥ですね。

さらに外国人に対して物怖じしないように、外国人講師と日本人講師がペアになっている英会話教室も魅力的です。

ということで乳幼児期の英語教育はあまり肩肘を張らずに、

「楽しく英語を学んでくれたらいいわ」

くらいの意識で英会話教室に通わせるとGoodです!