お金以外の資本と投資
もしかしたら「投資」と聞くと、お金のことをイメージされるかもしれませんが、お金の投資はほんの一部分で、私たちが生きている社会には多くの投資が存在します。
そこでこの記事ではお金以外の投資について書いていきます。
まず「投資」の意味について調べてみると、「将来の資本を獲得するために現在の資本を投入する活動(wikipedia)」と記載されています。
お金以外の資本って何があるでしょう?
例えば「木」も資本です。
木を木材に加工し、それを机やギターに変えることも投資の一種ですね。
「ネットワーク」も資本です。
自分が持ちうるネットワークを活用して、価値のある情報を得ることにより間違いや無駄のない行動をとることも投資の一種です。
このように、いまある資本を価値のある物に変えてしまうことが「投資」というものなのですね。
教育も投資
さらに私たちの持つ時間や技術、知識も資本の一つです。
アルバイトやパートなどへ出ると「時給」がもらえますが、これは私たちが持つ時間や技術に対する報酬です。
人的資本を社会に投資することで「時給」という対価を得られるわけですね。
当然ですが、教育を受けることも投資の一つです。
これは先ほどの「時給」とは逆で、時間や技術、知識を持っている人たちに対価を払うことにより、私たちの教養や知識が増えていきます。
目的を明確に!
そろばん教室に何年通っても英語が上達しないように、投資には目的が明確である必要があります。
さらに限られた資本の中で最大限の効果を発揮する必要もあります。
英会話を上達させたいならばお小遣いで本を買うことも投資ですし、たまに近所の留学生に晩御飯をご馳走してあげて英語を教えてもらうことも投資です。
英会話教室に通わせることも、思い切って留学させることも投資ですよね。
投資をするのであれば、明確な目標と現在の資本の把握は必須です。
お子さんに教育を受けさせる場合は、ただ「勉強しなさい」と言うだけでなく、将来の素敵な姿を描かせてあげることも投資を成功させるコツですよ!